今日は天気の良い白石です。

写真を撮ったところから左斜め後ろを向くと…

白壁まばゆい白石城が見えます(^^)
さて、表題の件ですが、この時期になると「今年身内に不幸があったのですがお正月はどうしたら良いのでしょうか?歳は取られるのでしょうか?」
という内容のお問い合わせが多くあります。
一昨年12月の小欄にも書きましたが、神社としてはそのお宅で家族が亡くなりお葬式を出したとしても50日(仏式の49日)が過ぎれば忌明けとなるので、普通の生活に戻り普通にお正月をされて良いとお話しています。
地域や家庭よっていろいろな風習があるので、あとは個々の判断ですが、1年間何もしないということはあり得ないと思います。
今度の年末年始が難しい時は小正月(1月14日)にお歳取りをするとか立春(2月4日)、旧暦のお正月(来年は2月10日)にするというやり方もあります。
親戚が亡くなった場合はもっと短い期間になります。
年末年始に隣近所でお葬式があってお手伝いしなくてはならないときは自宅に戻る際に塩で清めて入れば普通にされて構いません。
例えばお問い合わせで多いのは
「奥様やお嫁さんの親御さんやご兄弟が今年亡くなったのですが」
ということですが、前述の通り50日が過ぎていれば普通に年末年始を過ごされても構いません。
喪中のはがきを出す必要もないと思います。
もっと短い期間でお祓いを受けて普通の生活に戻るということもあります。
忘年会や新年会に出ていながら、喪中だからお正月をしないというのはおかしいのではないかなと思います。
一定の期間が過ぎたら区切りをつけて、普通の生活に戻りましょう。
宮城県神社庁のホームページに詳しく記載されています。
http://miyagi-jinjacho.or.jp/sougi.html